第一弾 ポストカード等 5/25発売

原料は、越前水仙の名所・梨子ケ平園地でMISAKI CREATORSのスタッフたちが収穫した生花。

福井県花・越前町花であるこのお花が、福井県を代表する伝統的工芸品・越前和紙とコラボし、素敵なポストカードが誕生しました。

越前水仙の自然な色彩とともに、手漉きの風合を漂わせるこの商品。

製造元はフードペーパーで知られる越前和紙工房・五十嵐製紙様（福井県越前市）です。

◆福井県立大学生チームが発案・連携

MISAKI未来農園プロジェクトの一環として、福井県立大学の教養ゼミ（杉山友城教授・地域創生）で学んだ経済学部２年の学生生チーム「Lotus Net（はすあみ）」（畑さん・鈴木さん）の発案で、同工房と連携。

越前水仙を第一弾に、生花を原材料にしたFlower Paperの開発に着手したのです。

開花期終盤の水仙を2月に摘み取り、手漉きを経て4月、Lotus Netの２人が、板上で乾燥したカードを一枚一枚取り外す作業をお手伝いして完成しました。

カードは次の通り商品化。

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サイズ：約155×約105mm

　　　　３枚セット

原料：楮、越前水仙（梨子ケ平産）、麻

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5月25日（土）に越前陶芸村の草月陶房（いけばな草月流主宰）で越前陶芸まつりに合わせて開催されるhanaマルシェでお披露目・発売いたします。

事前にMISAKI CREATORSの当ショップページでご購入いただいたお客様には、当日のマルシェ会場でお渡しいたします。

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ポストカード以外にも、名刺入れや眼鏡ケース、花器なども制作し、会場で展示・販売します。

越前水仙の自然な素材感たっぷりの商品をぜひ、お楽しみください。

◆生産時の〝フラワーロス〟削減つなげるエコな商品

学生や杉山教授がこの商品を提案した背景には、産地のある課題があります。

生産時の〝フラワーロス〟。

農家さんがせっかく苦労して摘み取ったのに、出荷にかけての作業で葉がボロボロに傷ついたり、花と葉が分離してしまったり、花が完全に咲いてしまったりして、「訳あり」としてさえ市場に回すことができない花は、１割程度は出てしまいます。

でも、Flower Paperであるなら、姿カタチに関係なく、どのような状態でも原料とすることが可能。市場に回らなかった花をペーパー化する流れが出来るなら、このような課題を解決し、産地に新しい経済を築いていくはず。

収穫した花を一本でも多く生かしてあげたいー。

そんな想いを込めて開発したのが、この商品。

5月に入って、Flower Paper第二弾として、富山産チューリップの課題解決につながる商品も出来上がってきました。

市場で認められ、販路とともに生産が拡がっていけば、きっと、エコで足腰の強い産地づくりにつながるはずです。

多くの皆さまに応援いただけると幸いです。