About
地域創生プロジェクトについて。
私たちは、国内外の人や企業と越前岬周辺の上岬地区(福井県越前町)をつなぐプラットフォームとなり、交流人口や関係人口の拡大とともに経済的な持続可能性をもたらす。その目標を掲げ、福井県や越前町と連携した地域創生プロジェクトを2021年にスタートさせました。
福井県立大学地域経済研究所(担当:杉山友城・経済学部教授)とタッグを組む産学官民連携事業です。
以下に詳しく紹介します。
◆上岬地区について。
若狭湾の東に突き出た格好の上岬地区は、越前加賀海岸国定公園の中核にも位置付けられる景勝地。
越前岬周辺に梨子ケ平、左右、血ケ平、玉川の4集落があります。
海岸線に100㍍を超えて垂直に立ちはだかる岩壁や奇岩。
その上の高台には、冬になると、白く可憐な花が一面に咲きます。
福井県の県花で重要文化的景観にも選定された越前水仙です。
集落には伝統的古民家群にも指定される古くからの家並みが残ります。
雪化粧した越前瓦に水仙の白い花が美しくとけ込みます。
湾の向こうには若狭の半島群。
背後には丹生山地の山々が連なります。
湾を取り囲む越前・若狭の土地には、伝統工芸や海山の生業が息づいているのです。
そんな自然や景観豊かな越前岬の高台に、岬クリエイターズの拠点があります。
◆プロジェクトについて。
プロジェクトが重きを置くのは「つながる力」です。
古くからの資源や守り伝える住民、さらに地道に汗を流す作り手たちと、都市部の消費者との間で商品やサービスを通して理解を深める仕組みをつくり出すこと。
それこそが、美しい自然や風土に彩られた越前岬周辺や越前・若狭に活性化の新しい力をもたらすと考えています。
「つながり」をもたらす上で、大事にしているのが次の2点。
・出来る限りフラットに、自由に、互いの想いやスタンスを尊重
・関わる人や企業に出来る限りの経済性をもたらす
この延長に、関わるみんなが、ウィンになることです。
◆商品やサービスの開発について。
そのような想いのもと、私たちが「つながり」を築く一手として重きを置いているのが、オリジナル商品とサービスです。
この地域の資源とつながり、ともに未来をクリエイトしていただける個人や企業を「クリエイター」と位置づけ、この地の人や自然、風土が織りなす「場」の力を体感できる商品やサービスを開発、あるいはセレクトして市場に提案しています。
クリエイターたちの想いや制作の様子を、商品ができあがる過程からも含めて、このHP内のオンラインショップやSNS(Facebook、Instagram)を通して随時発信しています。
ショッピングを旅気分とともにお楽しみいただける内容となっています。
オンラインショップなどを通したオリジナル商品やサービスの全ての売り上げの一部を地元集落に還元し、景観づくりなどに役立てていきます。
◆目指せ「みんなで100万本再生!」
地域の象徴「越前水仙」の抱える課題を解決し未来へつなぐ
MISAKI 未来農園」プロジェクトの展開について。
私たちは、地域資源を取り巻く課題も、新しいつながりの力を通して解決し、未来へ持続可能な成長を促していきます。
象徴となる取り組みとして2023年夏、越前岬最大かつ象徴的な資源である越前水仙を対象にした新企画「MISAKI 未来農園」プロジェクトに着手しました。
過疎高齢化やシカなどの獣害、災害といった重い課題を抱える水仙畑。これまでにないつながりと発想、行動力により、これら構造的とも言える課題を解決し、右肩下がりの生産を再生・回復軌道へと導いていきます。
目標に掲げるのは、「みんなの力で100万本再生!」です。
◆運営企業について。
プロジェクトを展開するのは、株式会社Ex SATOYAMA(本社・福井県越前町小曽原)の地域創生部門MISAKI CREATORS(岬クリエイターズ)。
この写真にある越前岬北部の高台の集落・梨子ケ平の一角、棚田水仙館に運営拠点を構えています。
「海の上の隠れ里」とも呼ばれるほどに、秘境感あふれるところです。
福井県立大学の杉山教授のほか、女性スタッフにデザインディレクターの西山雅彦氏(N-DESIGN=南越前町)らを交えてチームを構成。
各種プロジェクトを進めています。
~~~ ~~~
運営:株式会社Ex SATOYAMA
〒916-0273
福井県丹生郡越前町小曽原18-63
代表取締役 山内 孝紀
会社ページ→https://www.big-advance.site/s/163/1371
※フッターのOperatinigCompanyからもアクセスできます。