匠が導く土の上質感。越前焼新シリーズ「つちのみやび」 – Misaki Creators

匠が導く土の上質感。越前焼新シリーズ「つちのみやび」

食を引き立てる大地のカラー、金属感。

越前の静かな山里に古くから伝わる土色の陶器。一見素朴ながら、奥に大地の原風景を感じさせる深み。

その魅力を和モダンな器として現代ライフに提案する新シリーズ4作です。

そごう西武・渋谷店様が展開するネット・リアル融合の新店舗CHOOSEBASE SHIBUYAで先行販売(次のURL→)。https://choosebase.jp/collections/misaki-creators

MISAKI CREATORSの当欄でも注文販売を開始しました。ご購入後に制作を開始し、約1か月後のお届けとなります。

           ◇

越前焼の匠「つちのみやび」シリーズ

◆プレート(平皿)

 サイズ:W 250mm H 18mm程度

 

 

◆プレート(深皿)

 サイズ:W 210mm H 50mm程度

 

 

◆ボウル

 サイズ:W130mm H60mm程度

 

 

◆ビアマグ

 サイズ:W 80mm H 135mm程度

 

 

※いずれも食洗機OK

           ◇

土でありながら金属感をも漂わせる風貌。和洋中 幅広い料理を上質に引き立てる手作りの逸品です。

           ◇

売り上げの一部は、MISAKI CREATORSが福井県立大学などと連携して展開する県花・越前水仙の花畑再生事業「MISAKI未来農園プロジェクト」に活用されます。

――――――――――  制作背景  ――――――――――

◆日本遺産「日本六古窯」の本来的な魅力を食卓に

福井県の伝統的工芸品の一つで、日本遺産「日本六古窯」の越前焼。現代でこそあまり知られていませんが、中世の頃は水瓶が日本海側一帯に流通する一大産地でした。

いまや、水瓶はほとんど無くなってしまいましたが、原風景的な土色にこだわったうつわづくりが、山あいの小さな工房の数々に受け継がれています。

この産地が持つ本来的な魅力を国内外の多くの人に知っていただきたい。

そのな想いを込め越前焼の匠とともに開発したのが、「つちのみやび」シリーズです。

◆「土」を研ぎ澄まし、導いた匠の上質感

連携したクリエイターは、いま売り出し中の作家・司辻健司さん(光窯)。

現代の越前焼を象徴する薄づくりの名手に数えられます。

意図したのは、土ONLYに出来る限りこだわり、とことん贅肉を削ぐこと。

それでいて、現代の食生活を和洋中全般にわたって上質に引き立てるデザイン。

長く土と向き合い続けた匠の感性そのままに試作を重ね、研ぎ澄ましたのが、このシリーズです。

土と炎の中に金属感さえ漂わせる質感は、透明な釉(うわぐすり)の絶妙な配合で実現したものです。

月に1回あるかないかの貴重な窯焚きで導かれる小ロッドの品です。

◆人の営みの根源にこそ、最高の付加価値

創作コンセプトは、人の生きる根源的な要素である「土」と「火」。

人類の営みと素材の本質に可能な限りさかのぼり、美しさと機能性を備えた品こそ最高の付加価値であると、現代ライフに提案します。

1000年の年月を超えて古代・中世から変わらぬ土そのものの味わいを生かした成型を求め続けている越前焼産地だからこそ、可能な提案です。

※上の画像は、越前焼の里の夕景色。シリーズのモチーフとなっています

※一つ一つが手仕事の作のため、色具合等に変化があります