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Misaki Creators — 新商品

着手から1年2ヵ月。若狭の匠とともに「TOKI」を刻み、完成。

投稿者 :TakanoriYamauchi on

着手から1年2ヵ月。若狭の匠とともに「TOKI」を刻み、完成。

若狭塗 MIRAI プロジェクト第一弾。オリジナル塗箸を発売 若狭塗の伝統工芸士・加福宗徳さんと連携し、2021年の年末に作り始めてから1年2ヵ月。 若狭塗MIRAIシリーズと銘打ったオリジナル商品の第一弾が完成しました。 名称は「TOKI(時)」。 この一本の仕上げに至るまでに、実に14カ月という長い月日を経て注がれてきた技と労。 企画した自分たちも肌で感じながら発信し、その価値をぜひ、消費者の皆さまに共有いただきたい。そして、技の深みを食卓でお使いいただく楽しみにつなげていただきたい。 そんな想いを込めて、名付けさせていただきました。 もちろん、ローマ字にしたのは、国内外に広く若狭塗のファンを広げていきたいから。 TOKIを共有いただくこと。それこそが、若狭塗をはじめとする福井の伝統工芸品を未来へつなぐ力になると信じ、ささやかながら限定3セットで販売を開始しました。   *** 下の写真は、若狭・小浜のまちなかにある工房で、完成した塗箸を手にする加福さん。 14カ月かけて作り上げた塗箸一式の重さを感じつつ、充実感に浸っています。 14カ月間、加福さんの工房へ通いながら作業に密着した内容をダイジェストにまとめ、当ショップコレクション欄で紹介しています。 ぜひ、ご覧ください。

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越前焼プレートに フランスの風。2023年スタート、2色を新展開

投稿者 :TakanoriYamauchi on

越前焼プレートに フランスの風。2023年スタート、2色を新展開

  あけましておめでとうございます。 岬クリエイターズは2023年、より多くの皆さまに喜ばれる企画・販売へと、商品やサービスをさらに磨き上げ、進化させていきます。 ~~~ そのための手段として、昨年来、はぐくんできた企業様との連携があります。 湘南の海を望む三浦半島の保養地・葉山。 その一角にある株式会社アクアメール様です。 越前焼プレートに注目いただいたオーナーの新美さん。 ゲランドの塩をはじめとするフランス食材の輸入販売元として培った、その感性をもとに、黄色や黒系統の色合いの展開をはかってみては、とアドバイスいただいたものです。 そこで、窯元の司辻健司さんとともに昨夏から何度も試作を重ね、出来上がってきたのが、この品です。 艶のある上品な黒。 そして、土色にじむ「ひわ色」(黄緑)。 色が入るプレートの底面は、まっ平なだけに、釉薬と窯の中の温度の微妙な変化によって、ゆがんでしまったり、均一に思ったような色が出なかったり…。 そうした難しさを、試作を重ねる中で順次、克服。この色具合を安定して商品化できるまでに、数カ月の積み重ねが必要でした。 昨秋、一定の色具合に達した試作品を葉山のショップにお持ちしたところ、新美さんはすぐさま、次の写真のように重ね置きしてみました。 長く欧米と行き来して得た感性が、このような行動を導いたのだとか…。 越前焼にこれまでなかったかのような、現代アート的な工芸の世界観が卓上に広がりました。 ~~~ このプレートを最初に発売したのは2021年の秋。 ベースカラーの空色に、雪色、岩群青色を含めた3色での提案でした。 このうち、新美さんが当初から注目していたのが岩群青色です。 繊細な造形が施されたプレートの側面。そこに浮かび上がる、明るく自然な土色が、越前焼ならではのアクセントや質感となって、岩群青色を引き立てています。 「近世の浮世絵の世界にあったような、日本ならではの色彩表現ですね」と新美さんと話し合っています。   日本人の美的感性に深い理解と関心を抱くフランスの人たちに、この工芸美は、どう映るのだろうか…。 黒とひわ色、岩群青の3色のプレートを一度、フランス市場に提案してみようと、検討が始まっています。 楽しみな2023年となりそうです。 岬クリエイターズでは、その他、いろいろな企画を展開していきます。 ~~~ 越前焼プレートについて詳しくは、当ショップのコレクション欄をご覧ください。

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さくらの華やぎ、ワクワク感とともに癒しを。アロマストーン&ミスト発売

投稿者 :TakanoriYamauchi on

さくらの華やぎ、ワクワク感とともに癒しを。アロマストーン&ミスト発売

若狭湾岸のクリエイターと連携。アロマストーン&ミスト第一弾を発売 ✿自然からインスピレーション。 越前岬の西側に広がる若狭湾。この海を一望する丘の上に立つと、まるで時がたつのを忘れるかのように、全身が解き放たれる不思議な感覚を覚えます。 「穏やかでやさしい海や空の表情が好き」 若狭で工房を構える飛永なをさん=下の写真左=は、京都府から移り住んできたこの地の魅力をそう語ります。 自然に浸りながら、日々のんびりと作陶に打ち込む飛永さん。地域の風土を器に表現する創作の延長で今回、挑んでくれたのが、海のブルーと海岸線のグリーンです。 受け皿の表面に刻まれたラインは波打つ水面であり、風にゆれる草原のよう…。約9カ月にわたる試作の末、海の魅力をおしゃれに引き立てる器へと仕上げてくれました。 そこに込められたのは、作家自身が感じる自然の心地よさや美しさです。 そのように、海からインスピレーションを得て出来上がってきた、この器の上で、季節の移ろいや自然の穏やかさを香りとともに感じることができると、きっとすてき―。 そんな想いをもとに、香りクリエイターの勝田人世さん=敦賀市在住=とも連携。色とりどりのストーンやミストのセットを制作していくことになりました。 ✿海の穏やかさ、心地よさ。香りとともに。 第一弾として、この春発売したのが、この「さくら」です。やさしいさくら色をしたストーンに、花に囲まれる華やぎを香りで表現したミストをセットにしています。 長い冬を超えて咲くさくら。 植物が芽吹く季節が訪れたことへのワクワク感を多くの人に楽しんでいただきたい。 そんな願いが込められています。  詳しくは、ショップページのコレクション欄をご覧ください。 ※上の写真は、夕焼けに染まる越前岬灯台と、周囲のさくらです(過去の撮影データより)。

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プロジェクト本格始動へ。越前水仙の新しい付加価値商品を企画。交流空間も

投稿者 :TakanoriYamauchi on

プロジェクト本格始動へ。越前水仙の新しい付加価値商品を企画。交流空間も

岬じまん編集部のある越前町梨子ケ平の名所「千枚田水仙園」では、越前水仙が次々と咲き始めています。 年末に向けてさらに開花が進み、見頃を迎えていきます。 同時に忙しさを増しているのが、集落内の農家の皆さん。 12月は、水仙の切り花のかき入れ時。 つぼみが膨らんだ水仙を、根元の「はかま」の部分から丁寧に摘み取っては、関西など大都市圏の花卉市場へと送り出していきます。 ☆☆☆  実は、編集部では、越前水仙が開花する12月のこのタイミングを、プロジェクトの基盤であるオンラインショップやSNSページ、情報紙といった各種ツールを立ち上げ、稼働を本格化させる目標としてきました。 情報紙でいうなら、これまでがプレ創刊の準備期間で、水仙の咲くこのタイミングからが創刊。 プロジェクトの本格始動です。 さらに編集部を置く棚田水仙館では、秋からの準備期間中、施設内にテーブルを置くなどしながら手作業でコワーキングスペースへと模様替え。 活用が課題となっていたこの施設に、編集部兼交流空間として新しい息を吹き込みました。 その名も「岬コワーキングスペース」。 編集・発信活動はもちろん、連携候補となる企業様との打ち合わせを行うなど、活用が始まっています。 玄関先の駐車場には、集落で使われなくなっていたベンチを置いたほか、ハーブのプランターを住民の皆さんと設置し、ウェルカム感を演出。 そうしたところ、県内外からドライブに訪れた家族連れなどが休憩に立ち寄っていただくケースも出始めています。 ベンチとプランターという、ほんの小さな仕掛けが、車を降りてみようと意識づけるきっかけになってくれたようです。 また、千枚田水仙園のほぼ中央の道路沿いにあって、海も望めるという、棚田水仙館の立地条件も、うまく生かして、交流につなげていきたいものです。 ☆☆☆ プロジェクトで目指すのは、地域の資源の本来的な魅力を見つめ直し、その担い手であるクリエイターの皆さまと手を携えて、新しい価値を伴った商品やサービスとして磨きながら、消費者の皆さまに提案し、発信していくこと。 それによって、新しいファンや「つながり」を築き、経済性とともに活性化に導くことです。 そこで、プロジェクトの本格始動を受けた商品を、この梨子ケ平を舞台に、新たに企画しました。 梨子ケ平の農家と消費者の皆さまを直接的につなぐ「農家の顔の見える水仙の切り花」です。 既に商品としてアップしましたので、詳しくは、このオンラインショップのコレクション欄をご覧ください。 商品を市場へ提案するだけではなく、この地でリアルに資源の魅力を体感いただく観光的なサービスやイベントも、あの手この手で企画していく計画です。 そのように今後、産学官民の取り組みをさまざまな角度から築いていきます。 応援いただきますよう、よろしくお願い申し上げます。

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心躍る赤。漁港に活気 ~味覚の王者「越前がに」~ 地元鮮魚店から直送サービス 

投稿者 :TakanoriYamauchi on

心躍る赤。漁港に活気 ~味覚の王者「越前がに」~ 地元鮮魚店から直送サービス 

越前の海で生きる人たちにとって、待ちに待った季節がやってきました。 冬の味覚の王者とも呼ばれる越前がに漁の幕開け。 岬じまんプロジェクト事務局にとっても心躍る11月から4カ月間の漁期となります。 連携する地元の鮮魚店主とともに漁港へ繰り出し、仲買人らで活気づくセリ場をリポートしました。 ☆☆☆ 「やはり、カニは別格。気持ちが盛り上がりますよ」 誇らしげにそう語りながら、越前漁港を案内してくれたのは、岬じまんプロジェクトで連携する小松丈騎さん。漁港の目の前に店舗を構える「小松鮮魚店」3代目のご主人です。 屈指の好漁場といわれる越前の近海。網を上げた底引き漁船が朝日を浴びて帰ってくると、人の腕の長さほどもあるズワイが船内から次々と港に移されます。 越前の漁船のこだわりは鮮度。どの漁船も、船内に深海さながらの環境をつくりだす冷温水槽を備え、港まで生きたまま運びます。だから、セリ場に並ぶズワイは生きがいいのです。地理的表示保護制度(GI)のマークの入った黄色いタグが、高品質といわれる越前がにの証。 船長の一人は「ほれっ、でかいやろう。水槽に350は入っているかな」と笑みを浮かべます。 水揚げから間もなく、セリ人の威勢のいい掛け声が響くや、小松さんの表情は一変。祖父から受け継いだ目利きで質のよいカニを選びつつ、セリの掛け合いに集中します。 すぐに店に運び込むや一杯一杯を丁寧に洗い、くつくつと煮えた湯の中に入れていきます。 道路わきの街灯の明かりに浮かぶ鮮魚店の湯煙もまた、越前海岸の名物。地元に受け継がれる絶妙のお湯加減、塩加減でゆで上がったカニが常連の顧客らに届けられます。 ☆☆☆ 水揚げ即ボイル。 漁港前の鮮魚店から直送サービス 越前漁港前の連携鮮魚店「小松鮮魚店」の店主が、祖父直伝の目利きで選んだ大き目サイズの「この一杯」を、オンラインショップ岬クリエイターズで販売します。 セリから即、ゆでたての旨味をご家庭でお楽しみください。 足が1本欠けてはいるものの味に影響がなくてお得な「訳ありズワイ」もおすすめです。 越前海岸ドライブなど旅の思い出にも、ぜひ!

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