心躍る赤。漁港に活気 ~味覚の王者「越前がに」~ 地元鮮魚店から直送サービス
投稿者 :TakanoriYamauchi on
越前の海で生きる人たちにとって、待ちに待った季節がやってきました。
冬の味覚の王者とも呼ばれる越前がに漁の幕開け。
岬じまんプロジェクト事務局にとっても心躍る11月から4カ月間の漁期となります。
連携する地元の鮮魚店主とともに漁港へ繰り出し、仲買人らで活気づくセリ場をリポートしました。
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「やはり、カニは別格。気持ちが盛り上がりますよ」
誇らしげにそう語りながら、越前漁港を案内してくれたのは、岬じまんプロジェクトで連携する小松丈騎さん。漁港の目の前に店舗を構える「小松鮮魚店」3代目のご主人です。
屈指の好漁場といわれる越前の近海。網を上げた底引き漁船が朝日を浴びて帰ってくると、人の腕の長さほどもあるズワイが船内から次々と港に移されます。
越前の漁船のこだわりは鮮度。どの漁船も、船内に深海さながらの環境をつくりだす冷温水槽を備え、港まで生きたまま運びます。だから、セリ場に並ぶズワイは生きがいいのです。地理的表示保護制度(GI)のマークの入った黄色いタグが、高品質といわれる越前がにの証。
船長の一人は「ほれっ、でかいやろう。水槽に350は入っているかな」と笑みを浮かべます。
水揚げから間もなく、セリ人の威勢のいい掛け声が響くや、小松さんの表情は一変。祖父から受け継いだ目利きで質のよいカニを選びつつ、セリの掛け合いに集中します。
すぐに店に運び込むや一杯一杯を丁寧に洗い、くつくつと煮えた湯の中に入れていきます。
道路わきの街灯の明かりに浮かぶ鮮魚店の湯煙もまた、越前海岸の名物。地元に受け継がれる絶妙のお湯加減、塩加減でゆで上がったカニが常連の顧客らに届けられます。
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水揚げ即ボイル。
漁港前の鮮魚店から直送サービス
越前漁港前の連携鮮魚店「小松鮮魚店」の店主が、祖父直伝の目利きで選んだ大き目サイズの「この一杯」を、オンラインショップ岬クリエイターズで販売します。
セリから即、ゆでたての旨味をご家庭でお楽しみください。
足が1本欠けてはいるものの味に影響がなくてお得な「訳ありズワイ」もおすすめです。
越前海岸ドライブなど旅の思い出にも、ぜひ!
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