Misaki Creators – ページ 5

Misaki Creators

<オリジナル越前焼プレート>新しいカラー2色を提案。

投稿者 :TakanoriYamauchi on

<オリジナル越前焼プレート>新しいカラー2色を提案。

◆連携・司辻工房で完成。土の特性乗り越え。 マッド調の黒と、黄色。予想を超える出来上がりでした。     土の特性から、微妙な色表現が難しいとされる越前焼において、連携作家・司辻健司さん(光窯)=福井県越前町小曽原=は、新しいカラーリングに挑戦。 何度も試験焼成を進めた末に、無事、この2色を仕立ててくれました。 窯出しの一報を受けて駆け付けた、連携デザインディレクターの西山雅彦さん(N-DESIGN)も、その難しさを知る一人として「よく頑張りましたね」と納得の表情。     細部で詰める点は幾つかありますが、この出来栄えを受け、新商品候補として来週の東京インターナショナルギフトショー(7~9日・東京ビッグサイト)で提案し、国内外の皆さまの意見をお聞きしたいと思います。     ※越前焼プレートについて、詳しくは当ショップのコレクション欄をご覧ください。

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<越前焼プレート>普段の野菜料理も 特別なテーブルに。

投稿者 :TakanoriYamauchi on

<越前焼プレート>普段の野菜料理も 特別なテーブルに。

◆里山の古民家食堂で 可能性引き出す挑戦。 9月の東京インターナショナルギフトショー(7~9日・東京ビッグサイト)出展に向け、オリジナル越前焼プレート「大地と海」の可能性を引き出す一つの試みを行いました。 日常に家庭で味わっている野菜料理でも、このプレートと組み合わせて工夫すると、特別なテーブルに変えることができるー。 そんな想定をもとに、調理にチャレンジしてくれたのは、越前焼の里に近い古民家食堂「白山さんち」の女性たちです。 ナスなど夏野菜を中心に調理し、小分けして盛りつけ。 結果が写真の通りです。 <メニュー> ・ほうれん草のしらあえ ・なすの辛しあえ ・きゅうりの千切り味噌あえ ・じゃがいもの煮っころがし ・へしこ ・胡麻豆腐 ・金時豆の甘煮 ・そうめんなんきん    *** ◆日常を「別次元」へと導く工芸の美。 いずれも、この地域の家庭で日常にいただいている野菜料理ですが、これまで見たことのない別次元のテーブルに進化したような錯覚を覚えます。 あでやかさを引き出しているのは、プレート側面の土色と、表面の空色や岩群青色とのコントラスト。 洋風の形状に和のテイストを加えたこの工芸美こそが、越前プレート「大地と海」の魅力です。 レンズ越しに、想像を超える華やぎが伝わってきました。    *** ◆ブルー系の新しい可能性提案。 食欲をそそる色は一般的に赤、オレンジ、黄の暖色系といわれ、ブルーは減退させる色だともいわれます。 が、岬クリエイターズでは、あえてブルー系を第一弾として、消費者の皆さまに提案させていただいています。 今回導き出された卓上の彩りは、まさに土とブルーのマジックです。 実は今回の試みを行うに当たっては、食とカラーについて、関東の女性の方からいただいたメールがきっかけとなっています。 このプレートなら、いつもの野菜料理に変化を持たせることができそうだけど、青系統のうつわって本当に合うのだろうか、というお問い合わせでした。 連係するデザインディレクター・西山雅彦さん(N₋DESIGN)に知見を得てお答えした内容を以下に紹介させていただきます。     *** ◎西山デザインディレクターより 「グリーンとブルーは色彩的には親戚関係にあり、緑黄色野菜は空色にも群青にも似合う組み合わせとなります。 器の形状もプレートですので、和モダンな食事の空間をお楽しみいただけます。 また、ラインナップには、ブルー系とともに白を加えさせていただきました。 あたたかく柔らかな陶器の白は、きっと野菜料理を優しく上品に引き立ててくれると思います」      *** その女性は、西山ディレクターの回答を受けてご購入いただきました。 どのような変化をご家庭にもたらしているのでしょうか。    *** ◆食の風土に秘められた魅力、うつわとともに。 越前岬周辺をはじめとする日本の里山・里海に受け継がれている手料理には、すぐれた魅力が秘められているとみています。 今回の試みを白山さんちの女性たちも、意気に感じて取り組んでくれました。 岬クリエイターズでは今後、このように地域の資源をうつわやサービスで引き立てる企画をクリエイターの皆さまとともに築き、磨きながら、市場に提案していきます。 ※越前焼プレートその他商品・サービスについて詳しくは、ショップページをご覧ください(次のURLより)。 https://misaki-creators.myshopify.com/ (撮影は、福井県越前市都辺町の「白山さんち」) 

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空色、雪色、岩群青…<越前焼プレート>岬の景観にちなんだ独自カラー提案。

投稿者 :TakanoriYamauchi on

空色、雪色、岩群青…<越前焼プレート>岬の景観にちなんだ独自カラー提案。

切り立った越前岬の高台。 ここに立つと 青い海に吸い込まれそうです。 地球の脈動を感じます。 (当ショップ冒頭のフレーズより) ~~~ 岬の景観や風土をモチーフに開発した商品やサービスを通して、その魅力をより多くの人に知っていただきたい。 それが、岬クリエイターズの想いです。 看板商品である越前焼プレートの色彩についても、より強い印象のもとでお使いいただけたらー。 そう考え、カラーの名称をこの夏から、次のように考え、皆さまに提案しています。 連係するデザインディレクターの西山雅彦さん(N-DESIGN)と一緒に検討を重ね、日本の伝統色をもとにネーミングさせていただきました。 ~~~ 空の色を映す海のあでやかなブルー。 冬は純白。それは海を舞う雪であり、風雪に耐える越前水仙の白。 そして、垂直に切り立った断崖は、夕闇とともに黒い影へと変わり、沖合に点々とイカ釣り漁船のあかりがともります。名物の「漁火」。 おおよそのイメージは、このコラージュで表現させていただきました。 9月の東京インターナショナルギフトショー出展に向けて、プレートその他、新しい色彩等の商品を開発しています。 それらにも、独自のネーミングを行う予定です。 越前の海が食卓に広がるさまを、お楽しみいただけると幸いです。 ※プレートについて詳しくは、ショップコレクション欄「越前焼プレート」をご覧願います。

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美しさ一段と【神秘の海モチーフ・本格塗箸】粗研ぎ作業始まる。応援予約30%OFFで受け付け中。

投稿者 :TakanoriYamauchi on

美しさ一段と【神秘の海モチーフ・本格塗箸】粗研ぎ作業始まる。応援予約30%OFFで受け付け中。

冬のスタートから、早いもので約7カ月。 季節はいつの間にか夏本番。 越前・若狭の海の神秘的な光をモチーフに昨年末、若狭塗の伝統工芸士・加福宗徳さんと1年がかりで取り組み始めた本格塗箸の制作は、仕上げの前段となる粗研ぎの段階に入っています。 春から初夏にかけて青貝などを貼って模様付けを行った上に、色漆など下地の塗り込みを重ねてきました。 これからは、いよいよ表面の仕上げに向けた段階。 飴色の漆を塗っては乾かし、石やペーパーで研ぐ。この作業を夏の間、何度も何度も繰り返していきます。 いま行っているのは、粗目のペーパーや石を使った粗研ぎ。 塗り固めた表面にペーパーを入れると・・。 かつて「宝石塗」ともいわれた、若狭塗ならではの美しさが、一段と浮き立ってきているのが分かります。 赤漆がにじむ卵の殻や、青貝のエメラルドグリーン…伝統の自然素材が、黒い表面に輝きます。 この先、塗っては研ぐ、この作業によって表面をさらに整えつつ、漆の肉厚をじわりじわりと増していきます。 それが美しさと強度へとつながるのです。 一連の作業で大事なのが塗った漆の乾燥。 この夏は梅雨に入るや一気に明けてしまうなど、気象が変化する中で、湿度の管理には十分に気を遣いながら作業を進めているといいます。  ~~~ ~~~ 完成は、予定通り11月ごろの見通し。 これに向け岬クリエイターズでは、夏の「応援予約キャンペーン」として、30%OFFで購入のご予約を受け付ける、お得なサービスを開始しました。 ◆夏の応援予約キャンペーン  30%OFFで予約受け付け中(8月末まで)  サイズ:大(長さ23㎝)中(22㎝)=各5膳限定(単品、ペア)   素材:天然木、漆、青貝など ぜひ、お申し込みいただき、暑い中、頑張って作業をしている加福さんを応援願います。 当オンラインショップのコレクション欄からお申し込みいただけます。 よろしくお願いいたします。 ※これまでの流れは、随時ブログにアップしておりますので、そちらをご覧ください。 ※上の写真は、越前海岸の高台から望む若狭湾

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越前和紙・伝統の「水玉」。魅力を国内外へ! 試作品、無料で提供します。~みんなでつくるプロジェクト~

投稿者 :TakanoriYamauchi on

越前和紙・伝統の「水玉」。魅力を国内外へ! 試作品、無料で提供します。~みんなでつくるプロジェクト~

◆自然が織りなす美を追求。先人の技。 朱の中に点々と浮かぶ、白い玉のような模様。 「水玉」と呼ばれ、福井県の無形文化財にも指定されている越前和紙古来の紙漉き模様の一つです。 次の写真は作業中の風景。 漉き舟の中で地紙を漉いた後、染料を流し込みます。 その上に水滴を放つと・・・。 落ちた勢いで、表面に幾つもの円形の空間。 漉き舟から取り出し、慎重に表面のシート「簀(す)」をめくると・・・。 その名の通り、水玉のような模様が和紙全体に、あでやかに浮かび上がります。 まさに、水と重力が導く自然の力を、巧みに引き出した装飾技法。 ~~~ ~~~ その魅力を国内外の多くの人に知っていただきたい。 そして、より身近に使っていただきたい。 そんな想いをもとに、岬クリエイターズでは、技を継承する岩野平三郎製紙所=福井県越前市大滝町=と連携。 社長の岩野麻貴子さんとともに、これまで10カ月余りにわたって、新しい商品づくりの可能性を模索してきました。 目指すのは、現代空間を彩る素材として、多くの皆さまに楽しく使っていただける品です。 その一歩として挑戦したのが、岩野さんがこれまで作ったことのなかった水玉の新しいカラーリング。 創作のモチーフとしたのは越前岬の自然や風土です。 海の青であったり、夕映えであったり、草原であったり…。 岩野さんが日ごろ制作している和紙は、ほとんどが無地だといいます。 それだけに、色表現という未知の領域へのチャレンジに、わくわくして臨んでいただきました。 次の写真は、海のブルーを表現した場面。 ブルーのみずみずしさが、たまらなく美しいです。 ◆まず5色が完成。 岩野さんは感性のおもむくまま、順次、漉いては乾燥させ、試作品を仕上げてくれました。 最終的に出来上がってきたのが、次の5色です。 カラー: ◆藍(あい)色      ◆弁柄(べんがら)色      ◆パステル オレンジ      ◆パステル グリーン      ◆パステル イエロー 日本の伝統色をもとに、パステルも交えて表現した試作の5色です。 いずれも素材は、コウゾとパルプそれぞれ50%。 その他使っているのは、水とトロロアオイ(ねり材)のみという、エコな製品です。 白い地紙との2層構造となっているため、裏を向けると、和紙の繊維越しに表面の色が透けて見えます。 ◆海の光にとけ込む。 6月に入った週末の午後、岩野さんは社員さんとともに、岬クリエイターズがある海の上の高台を訪れました。 そして、完成した試作品を広げてみました。 海の奥に傾く太陽の光を浴び、浮かび上がる表面のブルーやオレンジ。 それはまるで、ぷくぷく泡を立てる海の中であったり、朱色に染まった夕映えの海のような…。 岩野さんや手伝った社員さんの表情に、自然と、笑みが浮かびました。 光の透過による美しさもまた、和紙の魅力です。 背景の海のきらめきと絶妙のマッチングです。 ~~~ ~~~ もう一つの試みとして、岬クリエイターズの花壇に咲く黄色いバラにかざしてみました。すると、次のような彩りが・・・。 ◆商品化のアイデアをいただける方に 無料で提供。 この試作品をもとに今後、どのように、現代空間を彩る商品へと磨き上げていけばいいのか。 岩野さんや、連携するデザインディレクター、経済の専門家を交えて模索してきました。 その結果、この先は、SNSやオンラインショップを通してつながっている国内外の皆さまと、一緒に模索し具体化していく。そんな企画へと高めていけたらー。そう考えるようになりました。 そこで6月18日から、当ショップ商品欄に試作品一式をアップ。商品化のアイデアを寄せていただける方に無料で提供し始めました。 海外の皆さまには申し訳ございませんが、送料のみ一律3,000円をご負担願います。 試作品のサイズや点数は次の通りです。 サイズ:・約190㎝×約30㎝=各色2点     ・約190㎝×約90㎝=各色1点 いずれも着物の反物風に丸めて発送します。 折ってもよし、切ってもよし、絵や文字を書いてもよし。自由にお使いいただきながら、商品プランを出していただけると幸いです。 「和紙に決まった使い方はない。使い手の皆さまの想いとともに、製品として無限の可能性が広がっている。それが和紙の魅力」と岩野さん。 たとえば、下の写真は、古民家食堂を予定している梨子ケ平の明るい木調のテーブルに配した様子。 これを一例として、ご自身の生活空間や店舗、オフィスなどで実際に使いながら、メールを通して素敵なアイデアを募集しています。 新しい色展開の案もウェルカムです。 みんなで一緒に、クールに伝統の模様を発信していきましょう! メールでお気軽にお問い合わせください。 連係する岩野平三郎製紙所の歴史や製法の魅力は、次回のブログでさらに詳しくお伝えさせていただきます。

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