Misaki Creators
着手から1年2ヵ月。若狭の匠とともに「TOKI」を刻み、完成。
投稿者 :TakanoriYamauchi on

若狭塗 MIRAI プロジェクト第一弾。オリジナル塗箸を発売 若狭塗の伝統工芸士・加福宗徳さんと連携し、2021年の年末に作り始めてから1年2ヵ月。 若狭塗MIRAIシリーズと銘打ったオリジナル商品の第一弾が完成しました。 名称は「TOKI(時)」。 この一本の仕上げに至るまでに、実に14カ月という長い月日を経て注がれてきた技と労。 企画した自分たちも肌で感じながら発信し、その価値をぜひ、消費者の皆さまに共有いただきたい。そして、技の深みを食卓でお使いいただく楽しみにつなげていただきたい。 そんな想いを込めて、名付けさせていただきました。 もちろん、ローマ字にしたのは、国内外に広く若狭塗のファンを広げていきたいから。 TOKIを共有いただくこと。それこそが、若狭塗をはじめとする福井の伝統工芸品を未来へつなぐ力になると信じ、ささやかながら限定3セットで販売を開始しました。 *** 下の写真は、若狭・小浜のまちなかにある工房で、完成した塗箸を手にする加福さん。 14カ月かけて作り上げた塗箸一式の重さを感じつつ、充実感に浸っています。 14カ月間、加福さんの工房へ通いながら作業に密着した内容をダイジェストにまとめ、当ショップコレクション欄で紹介しています。 ぜひ、ご覧ください。
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秘境の水仙畑で摘み取り楽しもう。1/28~2/12の毎週土・日開催
投稿者 :TakanoriYamauchi on

農家さんが畑を開放、丁寧に指導してくれます。 ◆予約受付中 花卉市場への出荷が一息つきつつある越前水仙の花畑。 開花期は終盤へと向かいつつあるものの、まだまだ見ごろ。つぼみを膨らませる水仙もみられます。 岬クリエイターズでは、好評をいただいている越前水仙の収穫体験会を、今年も1月末から2月中旬にかけて、梨子ケ平で開催します。 日ごろ入ることのできない畑で、摘み取りを体験できる貴重な機会。 農家さんが自身の畑を案内し、プロの技を丁寧にアドバイスしてくれます。 期間中の毎週土・日の午前10時~午後3時、30分ずつ開催。 お値段は、お一人様30本まで2,000円(税込み)。一部が景観づくりに還元されます。 現在、予約の受け付けを行っています。 オンラインショップページ(次のURL)でお申し込みいただけます。 https://misaki-creators.myshopify.com/products/suisen-syukakutaiken 電話やメールでも受け付けています。 ℡:080(2958)1197 E-Mail : misaki.jiman@gmail.com お気軽にご連絡ください。 ※詳しくは上記ショップページをご覧願います。 ◎重要文化的景観を皆さまと共に未来へ。 ◆最初の週末(1/28~29) 景勝スポット「梨子ケ平園地」を特別開放 上の写真は「梨子ケ平園地」。 日本海に向かって畑が広がる、越前水仙を代表する景勝スポットの一つですが、花の勢いは年々弱まってきています。 都市部から離れて過疎高齢化が進む秘境の集落。それだけに、所有者が遠方におられて手入れできなくなったり、高齢で収穫をあきらめたりといった状況が続いています。 それに加えてシカやイノシシに荒らされる被害が深刻化。 今冬は、まだら模様になった畑の表情が目立つようになりました。 収穫体験会がスタートする1月28~29日は、あえて、このスポットを皆さまに開放することにしました。 現状を知っていただきつつ、長く観賞や収穫を皆さまとともに楽しめる流れを築く一歩にしたい。そんな想いがあるからです。 この一角に畑を持つ農家代表の滝本正美さん(梨子ケ平区長)がご案内する予定です。 ◆伝統的古民家も開放 さらに、この2日間は、集落内の古民家2棟を開放し、1棟は休憩・滞在用にご使用いただけます。 もう1棟では越前焼作家の水仙と器展を開催します。 重要文化的景観・越前水仙の里の中核でもある梨子ケ平の風土に、この機会にゆったりと浸っていただけると幸いです。 詳しくは、次のURLより、ショップコレクション欄をご覧ください。 https://misaki-creators.myshopify.com/collections/syukakutaiken-original 今年も多くの参加をお待ちしております。
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越前焼プレートに フランスの風。2023年スタート、2色を新展開
投稿者 :TakanoriYamauchi on

あけましておめでとうございます。 岬クリエイターズは2023年、より多くの皆さまに喜ばれる企画・販売へと、商品やサービスをさらに磨き上げ、進化させていきます。 ~~~ そのための手段として、昨年来、はぐくんできた企業様との連携があります。 湘南の海を望む三浦半島の保養地・葉山。 その一角にある株式会社アクアメール様です。 越前焼プレートに注目いただいたオーナーの新美さん。 ゲランドの塩をはじめとするフランス食材の輸入販売元として培った、その感性をもとに、黄色や黒系統の色合いの展開をはかってみては、とアドバイスいただいたものです。 そこで、窯元の司辻健司さんとともに昨夏から何度も試作を重ね、出来上がってきたのが、この品です。 艶のある上品な黒。 そして、土色にじむ「ひわ色」(黄緑)。 色が入るプレートの底面は、まっ平なだけに、釉薬と窯の中の温度の微妙な変化によって、ゆがんでしまったり、均一に思ったような色が出なかったり…。 そうした難しさを、試作を重ねる中で順次、克服。この色具合を安定して商品化できるまでに、数カ月の積み重ねが必要でした。 昨秋、一定の色具合に達した試作品を葉山のショップにお持ちしたところ、新美さんはすぐさま、次の写真のように重ね置きしてみました。 長く欧米と行き来して得た感性が、このような行動を導いたのだとか…。 越前焼にこれまでなかったかのような、現代アート的な工芸の世界観が卓上に広がりました。 ~~~ このプレートを最初に発売したのは2021年の秋。 ベースカラーの空色に、雪色、岩群青色を含めた3色での提案でした。 このうち、新美さんが当初から注目していたのが岩群青色です。 繊細な造形が施されたプレートの側面。そこに浮かび上がる、明るく自然な土色が、越前焼ならではのアクセントや質感となって、岩群青色を引き立てています。 「近世の浮世絵の世界にあったような、日本ならではの色彩表現ですね」と新美さんと話し合っています。 日本人の美的感性に深い理解と関心を抱くフランスの人たちに、この工芸美は、どう映るのだろうか…。 黒とひわ色、岩群青の3色のプレートを一度、フランス市場に提案してみようと、検討が始まっています。 楽しみな2023年となりそうです。 岬クリエイターズでは、その他、いろいろな企画を展開していきます。 ~~~ 越前焼プレートについて詳しくは、当ショップのコレクション欄をご覧ください。
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「赤い宝石」+「荒走り」。まさに福井の冬の贅。四季の頒布・冬編スタート
投稿者 :TakanoriYamauchi on

福井が誇る地酒と海の幸を、蔵元ならではの特別なこだわりでお届けし、ご好評をいただいている「越前岬」四季の頒布会。 第二弾となる冬編は、搾りたての新酒に、味覚の王者「越前がに」の雌セイコをセットにした豪華組み合わせです。 準備や調整に苦労しましたが、本日(12/11)全国の会員の皆さまへ第一便が発送されました。 ◆◆◆ セイコは、地元以外ではなかなか手に入らない大きなサイズ2杯。 連携する越前漁港前の鮮魚店主・小松丈騎さんが、祖父から受け継いだ自慢の目利きでセリ落としてくれます。 甲羅の中の内子は、その色のつややかさと濃厚な味わいから「日本海の赤いダイヤ」とも呼ばれます。 地元・福井の人たちも、年に一度は必ず口に入れたくなる大好きな美味です。 そして、当企画の主催者で清酒「越前岬」醸造元の蔵元・田辺酒造様が、カニとの相性を考えて11月から新酒として仕込んできたのが、福井産の酒造好適米「五百万石」を原料にした辛口の生酒です。 初搾りを迎えたのが、頒布開始直前の12月7日。 搾りの最初に樽口から垂れ出る「荒走り」部分を直詰めした、贅沢な逸品です。 その心地よいほろ苦さが、カニ味噌と絶妙の食感と口ざわりを提供してくれるでしょう。 日本海の味覚の王者と特別な初搾りのお酒。 まさに冬の贅が詰まったセットです。 しかも、頒布期間は、せいこがにの漁期が年末までということで、約2週間限り。 詳しくは、コレクション欄(次のURL)より。 https://misaki-creators.myshopify.com/collections/echizen-misaki-four-seazons-distribution-2022winter
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越前が誇る海の美味とお酒。「岬」からお届けします。
投稿者 :TakanoriYamauchi on

「四季の頒布会」スタート。多くの申し込みに感謝。 日本酒がひやおろしの時季を迎える9月、越前岬沖の海では底引き網漁が解禁されました。待望の秋魚シーズンの到来です。 16日(金)も青い海の向こうから、美味を満載した船が次々と越前魚港へ戻ってきました。 そして、威勢のいいセリ人の掛け声。 実は、岬クリエイターズにとって、記念の日でもあります。 福井県内の事業者様とともに、昨年の冬から長い時間をかけて計画・調整してきた待望の企画がスタートしたのです。 越前が誇る資源である海の幸を、全国で人気が高まる福井の地酒とともに国内各地にお届けする頒布会です。 詳しくは、コレクション欄(次のURL)をご覧いただければと思いますが、概要を以下にも紹介させていただきます。 https://misaki-creators.myshopify.com/collections/echizen-misaki-four-seazons-distribution ◆◆◆ 下の写真は、福井県最大の漁獲量を誇る越前漁港。 そして、その奥にあるのが越前岬周辺の断崖絶壁。越前・加賀海岸国定公園の中核ともなっている景勝地です。 岬クリエイターズの拠点は、この断崖の上の梨子ケ平集落にあります。 実は、この「越前岬」を銘柄にした清酒の醸造元が福井県内にあるのです。 大本山・永平寺御用達としても知られる田辺酒造有限会社(永平寺町)。 日本酒本来の味を大切に守りつつも現代流に引き立てて、全国に根強いファンを抱える酒蔵です。 そんな蔵元とともに「岬」の資源を切り口に立ち上げたのが、お酒と海の幸を組み合わせた「四季の頒布会」です。 ◆◆◆ 新鮮な海の幸は、酒の肴としても格別です。 頒布の出発点は、秋魚を象徴する味覚である甘えび。 冬は味覚の王者・越前がにのせいこ。 2023年春はハタハタの一夜干しに、高級魚・ノドグロの笹漬け。 夏はサザエに、漁師まちに受け継がれる「塩いか」。 四季それぞれの味覚を、魚の目利きで定評のある越前漁港前の小松鮮魚店さんから水揚げ直送でお届けします。 これら海の幸と引き立て合うお酒を、蔵元が特別に仕込んでいくのです。 四季いずれも頒布会限定の特別なお酒。 まさにスペシャルな組み合わせの企画となります。 その上に、四季を通じて通年でお申し込みいただくと、料金が割り引きとなるほか、現代の名工作の越前焼ぐいのみがプレゼントされます。 ◆◆◆ スタート前から、この企画を知った方が首都圏を中心に遠くは熊本まで全国からお申し込みいただいています。 多くが通年のご希望です。 反響の大きさに大変な励みを感じ、蔵元や鮮魚店主さんとともに初日の発送作業を行いました。 秋編の頒布期間は10月末までです。 期間中、発送日については、お申し込みいただいた皆さまから第1~第3まで三つの候補日をメールや電話でご連絡いただくなど、入念に調整させていただきます。 それに基づいて蔵元や鮮魚店さんと連絡を取り合い、クール宅配便でお送りするという作業を進めています。 できるだけ新鮮なお魚を、お酒とともにお届けしたいための作業です。 電話では、この企画を大変喜んでいただき、到着を楽しみにしているという、ありがたいお言葉をいただいています。まさに感謝です。 ◆◆◆ 売上高の2%は、越前水仙の里としても知られる越前岬周辺の上岬地区4集落に還元していきます。 集落の活性化(創生)や景観の維持継承につながる事業に活用していきます。 まさに、地域活性化タイプのビジネスモデルとして、福井県や越前町の地域創生事業のバックアップをいただきながらの立ち上げとなっています。 福井県立大学地域経済研究所の杉山友城准教授とも、越前水仙の里活性化研究の一環として連携。 息長く地域に経済性を還元できるようなプロジェクトに発展するよう、運営を進めていきます。 福井県の「美食福井」プロジェクトともタッグを組ませていただき、甘えびなどの画像を発信素材として活用させていただいております。 次のおいそうな2枚の写真がその一つです。 越前町観光連盟さんとは、頒布会に関連したツアーも企画していきます。 多くの皆さまの応援をいただきますよう、よろしくお願いいたします。
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